飯塚幸三の有罪確率

事例ブログ

飯塚幸三さんの裁判が続いています。

飯塚幸三さんの裁判とは、

2019年に池袋で起きた悲惨な自動車事故です。

飯塚幸三さんは、

自動車運転処罰法違反の罪で在宅起訴

されました。

現在行われている裁判で、

飯塚幸三さんは、

「アクセルを踏んでもいないのに

エンジンが異常に高速回転し、加速した」

「私の記憶では踏み間違えはしていない

ので、私の過失はないと思っている」

「再起動で戻った」などと、

あくまでもアクセルとブレーキの踏み間違えはない

と、無罪を主張しています。

飯塚幸三さんは、

自分の主張を『間違っている』と検察が

証明することについて『悪魔の証明』

だと理解して、グレーゾーンに持ち込み、

無罪を獲得しようとしているのです。

そんななか、2021年6月21日に

今回の事故車両であるプリウスの生産元である

トヨタ自動車がコメントは発表しました。

私は、飯塚幸三さんの裁判が有罪になる確率は

100パーセントだと確信しています。

飯塚幸三さんの主張には、

健全な社会常識と照らして無理があるからです。

いくら常識とのギャップが大きい

法律や裁判の結果であろうとも、

こんな主張で無罪になるような国

ではありません。

こんな主張が通って無罪になるなら、

全部の事件が無罪になってしまいます。

飯塚幸三さんの主張

先ほども話したとおり、

飯塚幸三さんは、裁判で

「アクセルを踏んでもいないのに

エンジンが異常に高速回転し、加速した」

「私の記憶では踏み間違えはしていないので、

私の過失はないと思っている」

「再起動で戻った」などと主張しています。

つまり、飯塚幸三さんは、

乗っていたプリウスについて

「不具合を起こしたので事故をしたが、

再起動したら戻った」

「だから、警察や検察が言っている

『自動車に不具合は無かった』

という主張は正しいですよ」

「でも、事故したときは壊れていたんですよ」

「だから私は悪くない」

「私が間違っていると科学的に証明できますか?」

と主張しているということです。

トヨタのコメント

2021年6月21日に、

今回の事故車両であるプリウスの

生産元であるトヨタ自動車がコメント

を発表しました。

そのコメントは

「本件の被告人が、裁判の中で、

本件の車両に技術的な欠陥があると主張

されていますが、

当局要請に基づく調査協力の結果、

車両に異常や技術的な問題は

認められませんでした」

というものです。

このコメントについて

『生産元なので故障していたとは言いにくいのでは』

という疑問を持たれる方がいる

かもしれませんが、裁判では、

故障がなかったことを証明する証拠

が提出されるので、

この証拠を裁判官が確認して

故障していたのか故障していなかったのか

を判断します。

飯塚幸三さんの証言の信ぴょう性~悪魔の証明~

飯塚幸三さんが裁判で主張した

「アクセルを踏んでもいないのに

エンジンが異常に高速回転し、加速した」

「私の記憶では踏み間違えはしていない

ので、私の過失はないと思っている」

「再起動で戻った」という証言は、

検察が提出した証拠で跳ね返す

ことができることでしょう。

そもそも、事故車両を確認して

『異常なし』と確認されていることです。

「再起動して元に戻ったんですよ」

といった子供の言い訳のような主張が

裁判でとおるわけがありません。

確かに、自動車という機械のことです。

飯塚幸三は、

自分がしている主張を『間違っている』

と証明することが『悪魔の証明』だと

分かっているからです。

悪魔の証明とは

『証明することが不可能か非常に困難なこと』

をいいます。

飯塚幸三さんは、

グレーゾーンに持ち込むことで無罪を勝ち得よう

としているのです。

しかし、飯塚幸三さんの主張は、

健全な社会常識と照らして無理があります。

有罪のハードル

ここで、有罪へのハードルを書きます。

それは、平成19年10月16日に

最高裁判所で出た判決が

大きく影響しています。

刑事事件の裁判では、

有罪の認定をするとき

『合理的な疑いを超える立証がされていること』

が必要とされています。

実は、平成19年10月16日に

最高裁判所で行われた裁判で、

合理的な疑いを超える立証がされている

という意義について

『反対事実が存在する疑いを全く残さない場合を

いうものではなく、抽象的な可能性としては

反対事実は存在するとの疑いをいれる

余地があっても、健全な社会常識に照らして、

その疑いに合理性がないと

一般的に判断される場合には

有罪認定を可能とする趣旨である』

という見解を説明しています。

つまり、疑問が残っていたとしても、

その疑問が合理的ではないのであれば、

合理的な疑いを超えた立証がされている

と考えて有罪にしても良いということです。

情況証拠だけで有罪になるのか
近年、情況証拠を積み重ねて逮捕などをした事件が目立っています。しかし、情況証拠は最近になってできた新しい制度ではありません。少しでも世間の法律に関するリテラシーを上げていきたいという一心で、今回は情況証拠について書きます。結論から言うと、情況証拠だけで裁判で有罪にすることが可能です。今回は判例などをもとにしてこれを説明します。

さいごに

飯塚幸三さんが主張することを証明することは

悪魔の証明に等しいです。

裁判で何を言ったとしても、飯塚幸三さんは

「今は元に戻っています」

「でも、事故のときは壊れていたのです」

と主張するからです。

しかし、そのようなことは、

健全な社会常識と照らしてあり得ることでしょうか。

裁判官が、何の根拠もない飯塚幸三さんの主張を、真に受けて

壊れたけど、再起動してたら戻ったんですね。

でしたら無罪です。

と判決を出すでしょうか。

こんな主張がとおるなら、全部の事件が無罪になります。

弁護士もいりません。

ですから、私は、飯塚幸三さんが100パーセント有罪になると確信しているのです。


コメント

  1. […] […]

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