警察が飯塚被告を逮捕できない理由

事例ブログ

飯塚幸三被告が逮捕されなかったことは、

社会的にとても問題になりました。

そして、裁判での

「私は悪くない。車が故障していた」

という証言を聞いていると

『こんなことが許されるのか』

と憤りを感じます。

飯塚被告が逮捕されなかった理由は

『車が故障していた』

という証言が根本にあります。

正確に言えば、

警察は逮捕することができなかった

のです。

今回は、裁判で

嘘みたいな証言を繰り返す飯塚被告が

『なぜ逮捕されなかったのか』

について書きます。

飯塚幸三の有罪確率
飯塚幸三さんの裁判が続いています。飯塚幸三さんの裁判とは、2019年に池袋で起きた悲惨な自動車事故です。飯塚幸三さんは、自動車運転処罰法違反の罪で在宅起訴されました。現在行われている裁判で、飯塚幸三さんは、「アクセルを踏んでもいないのにエンジンが異常に高速回転し、加速した」「私の記憶では踏み間違えはしていないので、私の過失はないと思っている」「再起動で戻った」などと、あくまでもアクセルとブレーキの踏み間違えはないと、無罪を主張しています。飯塚幸三さんは、自分の主張を『間違っている』と検察が証明することについて『悪魔の証明』だと理解して、グレーゾーンに持ち込み、無罪を獲得しようとしているのです。そんななか、2021年6月21日に今回の事故車両であるプリウスの生産元であるトヨタ自動車がコメントは発表しました。私は、飯塚幸三さんの裁判が有罪になる確率は100パーセントだと確信しています。飯塚幸三さんの主張には健全な社会常識と照らして無理があるからです。いくら常識とのギャップが大きい法律や裁判の結果であろうとも、こんな主張で無罪になるような国ではありません。こんな主張が通って無罪になるなら、全部の事件が無罪になってしまいます。

車の不具合と言い切ったこと

様々な事故を調べました。

すると、飯塚被告のような高齢者の方でも

警察は現行犯逮捕している場合が

見受けられます。

しかし、なぜ、

飯塚被告は逮捕されなかったのか。

それは、事故当時から現在まで、

一貫して

「私はブレーキを踏んだ」

「しかし効かなかったんだ」

などと説明するところに大きな原因

があります。

当然のことながら、

現行犯逮捕するためには

『犯罪である必要』

があります。

今回の場合でしたら、

『飯塚被告が過失で人をはねた』

ということを特定しなければなりません。

しかし、飯塚被告が

「ブレーキを踏んだ」

と主張することから、

警察は

『事故当時に自動車に不具合がなかった

ことを証明』しなければ、

飯塚被告を逮捕することはできません。

これには相当な時間がかかります。

だから、警察は

飯塚被告を現行犯逮捕すること

ができませんでした。

そして、次に考えられる逮捕の手段は、

通常逮捕でした。

逮捕の必要性

逮捕は身体の拘束をともないます。

ですから、逮捕には

理由や必要性が必要です。

飯塚被告は

「事故直前だけブレーキが効かなかった」

「でも、再起動したら直った」

「警察が、検証して異常が無いと

言っているのは

間違いないだろう」

「だって、今は直ってて

正常な状態なので」

と言っています。

ここが、飯塚被告がズルい人間だと

感じるポイントです。

飯塚被告が言う

「事故直前だけ

不具合が起きていたが

今は直った」

ということが『ウソ』だと証明するのは、

悪魔の証明に等しいからです。

もともと研究者である飯塚被告は、

これについて

絶対的な証明ができないこと

を分かっているのです。

自分が犯したことを

『分からないから裁けない』

というグレーゾーンに持ち込んで、

罪を免れようとしているのです。

自動車という機械の特性を利用して

グレーゾーンに引き込んだ

この手段により、

飯塚被告は逮捕を免れました。

逮捕すると、

身柄を拘束できる期間は20日間

しかありません。

今回の件は、

飯塚被告により複雑な事件にさせられました。

とても20日間で証明することは不可能なので、

警察は、時間的制限がある逮捕という手続きが

使えなかったのです。

しかし、裁判を免れることは

できなかったのです。

わたし勾留されますか?
勾留とは被疑者・被告人を拘束する裁判とその執行をいいます。刑事訴訟法は、原則として被告人の勾留を規定し、これを被疑者にも準用するという形式をとっています。ここでは、こんな状況なら勾留されますということを書きます。

↑逮捕後の手続きについて簡単にまとめてあります.

20日間しかない理由が分かります。

裁判ではどうなるのか

刑事事件の裁判では、

有罪の認定をするとき

『合理的な疑いを超える立証が

されていること』

が必要とされています。

過去に最高裁判所で行われた裁判で、

合理的な疑いを超える立証がされている

という意義について

『反対事実が存在する疑いを

全く残さない場合をいうものではなく、

抽象的な可能性としては

反対事実は存在するとの

疑いをいれる余地があっても、

健全な社会常識に照らして、

その疑いに合理性がないと

一般的に判断される場合には

有罪認定を可能とする趣旨である』

という見解を説明しています。

つまり、疑問が残っていたとしても、

その疑問が合理的ではないのであれば、

合理的な疑いを超えた立証がされている

と考えて有罪にしても良い

ということです。

今回の件であてはめるなら、

飯塚被告が言っていることは、

健全な社会常識に照らして

合理的ではないです。

つまり、飯塚被告の言い分が通るとは

考えにくいのです。

情況証拠だけで有罪になるのか
近年、情況証拠を積み重ねて逮捕などをした事件が目立っています。しかし、情況証拠は最近になってできた新しい制度ではありません。少しでも世間の法律に関するリテラシーを上げていきたいという一心で、今回は情況証拠について書きます。結論から言うと、情況証拠だけで裁判で有罪にすることが可能です。今回は判例などをもとにしてこれを説明します。

さいごに

今回、飯塚被告は

自動車という機械の特性や

自身が患っている病気を利用して

逮捕を免れました。

しかし、いつまでも

逃げ切れるはずがありません。

飯塚被告には、必ず、

自分がしたことの罰を、

法律上の手続きにより

受けることになるのです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

引き続きよろしくお願いいたします!!


コメント

  1. […] […]

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