茨城一家殺人事件で、岡庭容疑者以外に処罰を受ける可能性がある人物

事例ブログ

はじめに

 茨城県境町にある小林さんの住宅で2019年9月に小林光則さん妻美和さんが殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件について、岡庭由征容疑者がこの殺人事件の被疑者として逮捕されました。

 岡庭由征容疑者は、過去にナイフを使って女性2名に対して通り魔事件を起こした犯人です。

 それゆえに、ナイフを使って通り魔事件を起こした犯人である岡庭由征容疑者を野放しのようにしていた岡庭由征容疑者のご両親への批判は、このブログを書いている2021年5月21日時点では、かなり多く見受けられます。

 たしかに、岡庭由征容疑者は、過去にナイフを使って女性二人に対して通り魔事件を起こした人物です。

 そして、警察が行った捜索でナイフが見つかったと報道されています。

 今回、岡庭由征容疑者に疑いが持たれている殺人事件について、もし、『岡庭由征容疑者が過去にナイフを使った通り魔事件を起こした犯人だ』と知っている人物が「ナイフでまた人を傷つけてしまうかもしれない」と、ほんの少しでも思ってはいながらも岡庭由征容疑者にナイフを渡していたらどうか考えました。

 そうであれば、今回、岡庭由征容疑者が起こした殺人事件の幇助(ほうじょ)罪にあたるのではないでしょうか。

 幇助罪とは『実行行為以外の行為で正犯の実行行為を容易にする行為一般』を指します。

 つまり、犯人が事件を起こしやすい環境を作れば成立する犯罪です。

 私は、条件を満たせば、今回の殺人事件の幇助罪に当たる人物が存在する可能性があると考えます。

 ここでは、今回、岡庭由征容疑者に疑いが持たれている殺人事件について、幇助罪に当たる人物が存在すると考える理由について説明します。

幇助

 幇助は、先ほど説明したとおり『実行行為以外の行為で正犯の実行行為を容易にする行為一般』を指します。

 ですから、犯人が事件を起こしやすい環境を作れば成立する犯罪です。

 極端なたとえですが、たとえば、人を殺そうとしている人にナイフを渡す行為が幇助です。

 犯罪ですから、当然、故意が必要になります。

故意

 故意は、『この人、やるかも』程度でも認められます。

 『この人、やるかも』程度では、積極的な幇助行為ではありませんが、『またナイフで人を傷つけるかもしれないな。でも、由征は可愛いから信じよう』と思ってナイフを渡していたらどうでしょう。

 少しでも、『ナイフで人を傷つけるのでは?』という思いがあって、ナイフを渡していたら、そこには故意があります。

 そうであれば、もし、岡庭由征容疑者のご両親などが『ナイフで人を傷つけるのでは?』と思っていながらもナイフを渡していた場合は、今回の殺人事件の幇助罪か成り立つ要素があるのではないでしょうか。

 もう、こんりんざい、このような悲しい事件を起こさせてはいけません。

 もし、『ナイフで人を傷つけるのでは?』と分かっていながら、岡庭由征容疑者にナイフを渡していた者がいるのであれば、その方は法律で処罰されるべきだと考えるのです。

 幇助罪は、『正犯の刑を減軽する』と刑法に規定されています。

 ですから、岡庭由征容疑者に幇助した者は、殺人の刑を軽減した刑罰が処されることになるのです。

さいごに

 今回の殺人事件については、先ほど説明したような条件に当てはまる場合は、岡庭由征容疑者にナイフを与えた者が処罰される可能性があります。

 今後、警察や検察がどのような捜査をしていくのか注目していきたいと思います。

 今回のブログが、皆様の疑問を解決する一助になれば、本当にうれしいです。

 また、皆様にとって良い情報をまき散らしたいと考えているので、今後とも、よろしくお願いいたします。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


 

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