日本で道路での自動運転化が進まない理由【日本の後退】

トラブル解決法

中国やアメリカでは自動運転が進んでいると聞くけど、日本も近い将来に『自動運転になった自動車が公道を走る』なんて時代がくるのかな。
もし、そうだったら、世界から遅れること何年くらいかかるのかな。
ここでは、そんな疑問に答えます。

✔️本記事のテーマ

【日本で道路での自動運転化が進まない理由】今回は、2021年時点で中国やアメリカなどで自動運転の試験が、さかんに行われています。中国は、2018年の時点で『自動運転車の公道試験』を認めていて、日本が自動車の自動運転化におくれをとっていることは周知の事実です。今回の記事では、『なぜ、日本では道路での自動運転化が進まないのか』『いつになったら本気で取り組むのか』について書きます。

✔️ 日本で道路での自動運転化が進まない理由

①法律の整備

②道路の整備

③ 日本はいつになったら本気で取り組むのか

①法律の整備

・最大の問題は法律です。

・現在、日本は先進国であり、国や国民は成熟しています。

・国民の大半が「あんたが悪い」と思っている『飯塚幸三被告の事故』ですら、事故が起きた2019年4月から2年以上もの月日が経った2021年8月の時点で、まだ、地裁での裁判中です。

・このままの調子で裁判を続けていたら、判決が確定するのに倍近い日にちがかかる可能性が、冗談じゃなく、あります。

☆飯塚幸三被告の事故…2019年4月、東京・池袋で旧通産省工業技術院の元院長・飯塚被告(当時87歳)が運転する車が暴走して、当時31歳の女性と当時3歳の女性、2人の命が奪われたほか、7人が重軽傷を負う事故のこと。

・現在の日本は、こんな、『飯塚幸三被告が悪いのは明らかだろ』と、法律に素人であるはずの国民の大半が思うような事故ですら、時間がかかる国です。

・もし、公道で自動車が自動運転化して事故が起きた場合、『事故をした自動車の運転手を処罰すること』が大前提となっている道路交通法を『どのように適用するのか』が問題になります。

・つまり、自動運転で走っていた自動車が事故をした場合に、『誰が事故の責任をとるのか』ということが問題となるのです。

・もし、国をあげて自動運転化を進める場合、いわゆる『リコール』と呼ばれる、車両上の欠陥があった場合は別として、事故の原因を『自動車メーカー』に負わせるわけにはいきません。

・事故を起こしたら自動車メーカーに責任を負わせるという法律だったら、日本で自動運転化が一切進まなくなるからです。

・そうなると、日本では自動運転化と言えども、大半の公道が『運転席に運転士を配置した自動運転「レベル2」までしか進むことができない』のです。

・もし、事故が起きれば、運転手が責任をとるということになるのです。

・これは『日本が成熟しているがゆえ』に起きる問題で、これが、『新興国』や『発展途上国』と呼ばれる『成熟していない国』では、大きな問題とならず、自動運転化を進めることができるのです。

・あなたや家族が自動運転で走っていた自動車に事故に巻き込まれたとき、泣き寝入りができますか。

・徹底的に争うと思いませんか。

・私も同じです。

・発展途上国の方々とは違い、日本は、『国民自体が成熟』しています。

・法律だけでなく、国民自体も、今までの考え方では、とても自動運転化が『ものすごいスピードで進む』というものではないのです。

・『ものすごいスピードで進む国』代表的が、共産党の一党独裁国家である、中国なのです。

・中国国内に強力な影響力を持つ中国共産党だからこそ、できるやり方で、日本では絶対にできないやり方なのです。

・後進国が、一気に新しい制度を採り入れることで、日本は一気に追い抜かれてしまうのです。

・しかし、これは、先ほど説明したような意味で、仕方がないことなのです。

②道路の整備

・法律の整備と同時に必要なのが『道路の整備』です。

・安全な自動運転化を進めるためには、『自動運転の専用道路』を作る必要があります。

・日本の自動車メーカーは、自動運転化の試験に寛容な中国国内で、中国企業と一緒に自動運転の研究をしています。

・日本国内での普及などは遅れているとはいえ、技術、ノウハウはある程度、蓄積されています。

・ですから、日本での自動運転は技術的には可能です。

・これから5Gの世界になり、ますますデータ通信に遅延がなくなります。

・そうなれば、日本でも『人が運転するよりも安全な自動運転の自動車』が公道を走ることが可能になります。

・しかし、これはあくまでも『技術的なこと』で、自動運転の車が走る道路を『人が歩いたり』『人間が運転する自動車が入ってきたり』すると、そこに事故が起きる可能性が生まれます。

・つまり、自動運転の自動車同士なら『あ、前の車が止まっている』と『お互いの車両がデータを通信して停車すること』ができますが、『データの通信をすることができない人間が運転している自動車』が交じることで、『急な割込み』をする者が現れたりと、事故の可能性が生まれるのです。

・ですから、法律の整備と同様に、『道路の整備』も必要不可欠になります。

・しかし、これを日本中に作ろうと思うと『ものすごい金額』になります。

・すぐに自動運転の専用道路を日本全国に作ることが、現実的に可能でしょうか。

・日本での自動運転化は、十年単位でおくれるなど、世界から恐ろしいほどに送れる可能性が極めて高いのです。

③日本はいつになったら本気で取り組むのか

・それは、世界中で自動運転の自動車が走るような時代になってからです。

・国会で安全性を議論することになり、与党と野党で、いつものような長い議論をします。

・新型コロナワクチンの接種が遅れたのと同じです。

・アメリカや中国、新興国の国々で自動運転の自動車が走り、アメリカや中国で、『強い自動運転の自動車メーカーができたころ』に、おくれて日本で自動運転について動き始めることになります。

✔さいごに

今回は、『なぜ、日本では道路での自動運転化が進まないのか』『いつになったら本気で取り組むのか』などについて書きました。

日本が技術で世界に大きく遅れているとは思いません。

しかし、なかなか『習慣や法律を変えること』はできません。

それは日本が成熟しているがゆえです。

これから、日本はさまざまなことで新興国に抜かれていきます。

これは、間違いがないことです。

しかし、これは『日本が成熟した国家になったから』と理解して、もがきながらも、自分たちの国のペースで、すすめていかなければならないのです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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