岡庭容疑者が現場周辺にいた証拠

事例ブログ

はじめに

 茨城県境町にある小林さんの住宅で2019年9月23日深夜0時過ぎに小林光則さんと妻美和さんが殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件について、新たに明らかになった情報から事件のことについて、法律的観点から説明します。

 今回のニュースなどで、岡庭容疑者が使っている端末のWi-Fiの接続履歴から、事件当夜に岡庭容疑者が現場周辺にいたことは間違いないと考えられる状況があることなどが明らかになりました。

 つまり、岡庭容疑者が使っているスマホやパソコンが、今回の殺人事件が起きたときの夜に現場周辺に存在していたという意味ですから、非常に強い情況証拠になり得ます。

 今回は、Wi-Fiの接続履歴とは何か。

 これが、どういう証拠になるのかについて説明します。

 過去リンク

茨城県境町殺人事件の推理
警察は次女に使われたスプレーと同一の可能性があるとみて確認している最中です。つまり、事件前に岡庭容疑者が犯行用具を持っていた可能性がある人物ということになります。別事件での押収品とは、昨年11月に警察が殺人予備罪で岡庭容疑者の自宅を捜索したときの押収品のことだと思われます。警察は、岡庭容疑者から刃物や衣類など計約600点を押収しています。そして『別事件での押収品の刃物の鑑定結果から』とあるのは、小林さんご夫婦や長男などの血液が、この刃物に付着していたという意味だと捉えるのが自然だと思います。室内から凶器が見つかっていないことから、岡庭容疑者が凶器を自宅に持ち帰って保管していた可能性はあると思います。

新たなニュース

 ニュースによると、これまでに明らかになっていた催涙スプレーのことや、事件前に岡庭容疑者が小林さん方周辺を撮影した動画が見つかったことなどに加えて、Wi-Fiの接続履歴から、事件当夜に岡庭容疑者が現場周辺にいたことは間違いないと考えられる状況があるとあります。

 そこで、Wi-Fiの接続履歴とは何を指しているのか、調べる必要があると感じました。

 すると、Wi-Fiの接続履歴は非常に強い情況証拠になり得るということが分かりました。

Wi-Fiの接続履歴

 Wi-Fi接続の接続履歴のことについて調べました。

 Wi-Fiには一般家庭用Wi-Fi、会社Wi-Fi、オープンスポットのフリーWi-Fiといった種類がありました。

 一般家庭用Wi-Fiとは、みなさんが自宅で使っているWi-Fiのこと。

 会社Wi-Fiとは職場で整備されているWi-Fiのこと。

 オープンスポットのフリーWi-Fiとは、市町村やコンビニなどが運用しているWi-Fiのことです。

 私も何度かフリーWi-Fiのお世話になっています。

 データ通信費を節約するためですが、Wi-Fiのことについて調べていたところ、閲覧履歴まで残るそうです(汗)

 つまり、岡庭容疑者が使っているスマホやパソコンといった端末が、事件が起きた日の夜に小林さんの家の周辺で何かのWi-Fiの電波を拾っていた履歴があったという意味で捉えることができます。

これまでに明らかになっている情況証拠

 これまでに明らかになっている情況証拠は、私が過去に説明した別のブログで書いたとおりです。

岡庭容疑者に向けられる情況証拠
茨城県境町にある小林さんの住宅で2019年9月に小林光則さんと妻美和さんが殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件について、新たに明らかになった情報から事件のことについて法律的観点から説明します。今回のニュースなどで、岡庭容疑者はスマホで境町の事件当日の天候を検索していたことのほか、警察が集めた証拠の中にDNAなどの直接的な証拠は現時点では見つかっていないこともあきらかになりました。今回は、これまでに集まっていることが明らかになっている情況証拠をまとめながら説明します。

1,小林さんの次女が犯人から襲われた際に『熊除けスプレー』が使われており、同様の商品を岡庭容疑者がネットで購入していたことが判明したこと。

2,現場に残されていた足跡に似たレインブーツを岡庭容疑者が事件前に購入していたこと。

3,岡庭容疑者が、事件前にインターネットで小林さん方付近の情報を検索していたこと。

4,犯行後に周辺の不審者情報を検索していたこと。

5,事件前にスマートフォンで小林さん方の現場周辺の地図などの状況を検索していたこと。

6,小林さん方を事件前に撮影した動画があること。

7,凶器と思われる刃物を発見したこと

今回明らかになった情況証拠

 そこで、今回、明らかになった情況証拠が『岡庭容疑者が使っているスマホやパソコンといった端末が、事件が起きた日の夜に小林さんの家の周辺で何かのWi-Fiの電波を拾っていた履歴があった』という意味と捉えられるニュースです。

 岡庭容疑者が使っているスマホやパソコンといった端末が、どこのWi-Fiの電波を拾っていたのかは、まだ、明らかになっていません。

 もしかしたら、パスワード管理されていない近所の家や会社のWi-Fi電波を拾って何かをしていたのかもしれませんし、フリーWi-Fiの電波を拾っていたのかもしれません。

 いずれにしても、岡庭容疑者が使っているスマホやパソコンといった端末が、事件が起きた日の夜に小林さんの家の周辺で何かのWi-Fiの電波を拾っていた履歴があったということであれば、これまでに明らかになっている情況証拠の中では、かなり有力なものになるのではないでしょうか。

さいごに

 今回は、岡庭容疑者が使っている端末のWi-Fiの接続履歴から、事件当夜に岡庭容疑者が現場周辺にいたことは間違いないと考えられる状況があるというニュースを受けて、Wi-Fiのことや、ここから考えられる情況証拠などについて説明しました。

 今回のブログが、皆様の悩みを解決する一助になれば、本当にうれしいです。

 また、皆様にとって良い情報をまき散らしたいと考えているので、今後とも、よろしくお願いいたします。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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