勾留されたら?

刑事訴訟法ノート

はじめに

ここで

勾留されたらどうなるのか

何ができるのか

について書きます。

防御権

勾留によって身体を拘束された被疑者には

自己の権利を守るための手段

をいくつか与えられます

  • 接見交通権

被疑者は

弁護人あるいは

弁護人になろうとする者以外の者

法令の範囲内で接見すること

ができます。

さらに

弁護人あるいは

弁護人になろうとする者とは

立会人なしで接見

書類や物の授受

ができます。

つまり

誰にも聞かれることなく

弁護人と打ち合わせなどができる

ということです。

  • 勾留理由の開示制度

勾留理由開示とは

勾留されている被疑者に対して

裁判官が公開の法廷で勾留の理由を告げること

これに対して被疑者側からの意見を陳述する制度

をいいます。

陳述とは

口頭または書面で、法律上の主張をし

または事実を供述することです。

被疑者や被告人はなどが請求できます。

請求を受けた裁判長は

法廷で、勾留の理由を告げなければなりません。

このときに

請求者は意見を述べること

ができます!

  • 勾留の取消し

勾留の裁判の効力を

将来に向かって失わせる裁判のこと

です。

勾留の理由・必要性がなくなったとき

または勾留が不当に長くなったときは

勾留を取り消さなければなりません。

取消しということは

釈放される

ということです!

  • 勾留の執行停止

裁判所・裁判官は

適当と認めるときは

決定で、勾留の執行を停止すること

ができます。

例えば、、、

病気治療などでの停止

があります!

  • 不服申立て

勾留に関する裁判に対しては

準抗告

ができます。

準抗告とは

裁判官や検察官の処分に対する取消し

変更を申し立てる制度

です。

勾留に関する準抗告は

勾留取消請求があり

この請求が通れば

身柄拘束は解かれます。

つまり

釈放です!!

できないこと

勾留中の保釈はありません。

保釈は起訴後の制度です。

逮捕・勾留に関する原則

  • 逮捕前置主義

逮捕前置主義とは

被疑者の勾留には

常に逮捕が先行していなければならない

という原則

のことです!←超大事!

この制度がある理由は

被疑者に二度の司法的抑制をかけて

被疑者の人権を保障しようとするもの

です。

二度の司法的抑制とは

逮捕(現行犯逮捕以外)と勾留のこと

です。

なので

逮捕されずいきなり10日の勾留はあり得ない!

ということです!

  • 事件単位の原則

事件単位の原則とは

逮捕・勾留の効力は

令状に記載されている犯罪事実にのみ及ぶ

とする原則をいいます。

なので、裁判官による

逮捕・勾留の要件

勾留延長

勾留更新等の事由の存否

についての判断は

逮捕事実・勾留事実についてのみされる

のです

つまり

別件での勾留はない

ということです!

さいごに

今回は

勾留されたらどうなるの?

なにができるの?

ということを書きました!

いろいろ制度はありますが

逮捕や勾留をされてしまうと

やっぱ不自由ですよね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!

コメント

  1. […] […]

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