ノーペイン・ノーゲインの精神

人生の知識

タルムードには、ノーペイン・ノーゲインという教えがあります。

それは

犠牲なくして成功なし。

失ったものの大きさは成功に比例する。

という意味です。

もっと簡単にするなら、なにかを犠牲にしなければ、なにも得られないという意味です。

では、その『なにかを犠牲にする時期』、つまり、犠牲を払う時期はいつでしょうか。

捨ててから得るのか、得てから捨てるのか。

気持ちからすれば、得てから捨てたいものです。

しかし、タルムードの教えでは、捨てるのが先です。

まず先に、自分から大切なものを捨てる必要があります。

先に身を削ったり、大切なものを失うことで成果を得ることができます。

「あなたのソレをくれたら、私のコレを捨てるよ」

では大したものは得られません。

覚悟を示してこそ、先に行動してこそ、得られるのです。

私は、この話しを聞いてハッとしました。

今まで、得ることばかり考えていたと思ったからです。

そして、私が感銘を受けた見城徹さんの言葉で『全ての勝負事に勝つ必要はない。調整して負けろ』という趣旨の話しを思い出しました。

見城徹さんは、幻冬舎という出版社の社長です。

戦略的にわざと自分が負けておく場面を作り、負けられないときに勝つことが大切だという教えです。

全部の勝負に勝つなんて、不可能だからです。

だから、戦略的に負ける場面を作っておく必要があると言うのです。

無理はせず、負けるべきときは負けて、相手に勝ちを譲る必要があると分かりました。

そして、勝たなければならないときに、それまでに積み重ねてきた全てを生かして勝ちにいくのです。

私は、勝負どきを見逃さず、いざというとき、先に身を削って、得たい成果を得られる人間になりたいと、そう思った言葉でした。


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