須藤容疑者が更に再逮捕される可能性があること

ドン・ファン殺人

はじめに

 和歌山県警は、令和3年5月19日に、いわゆるドンファン殺害事件で起訴されたドンファンの元妻、須藤早貴被告を再逮捕しました。

 再逮捕した事件の内容は、札幌市在住の60代男性から、2016年1月に1170万円をだまし取ったという詐欺容疑です。

 須藤容疑者が殺人罪で逮捕されたときにニュースで出ていた『会社の金をだまし取ったとして告発された詐欺』とは別件詐欺ということです。

 須藤容疑者については、金遣いが荒い一面がよく報道されます。

 もしかしたら、いくつも詐欺をしていて訴えられているのかもしれません。

 そうなると、須藤容疑者が再逮捕されまくるという事態にもなるかもしれません。

 ちなみに、詐欺の時効は7年です。

 今回逮捕された詐欺事件は5年前に起きたものなので、警察や検察が、ドンファン殺人事件を証明する上でも逮捕する必要がある事件だと判断したと思われます。

 今回は、須藤容疑者が再逮捕された詐欺のことについて書きます!!

 結論から言うと、この件も、起訴されることになるでしょう。

 あくまでも予測ですが。

 警察や検察は、須藤容疑者が『金に困っていた』ということを詐欺罪で立証していくつもりなのかもしれません。

 須藤容疑者が金に困っていたことが立証できれば、動機が推認されることになります。

 それは、ドンファンが須藤容疑者と離婚しようとしていたという話しがあるからです。

 浪費家の須藤容疑者であることは、週刊誌などの報道で火を見るよりも明らかです。

 ドンファンの財産目当てで、結婚生活を続けたかったとすれば、離婚を切り出されたことを切っ掛けとする金目当ての犯行という動機の推認ができるようになるからです。

紀州のドン・ファンの元妻が詐欺で告発されたことについて
はじめに紀州のドン・ファンこと野崎幸助さんを殺害したとして逮捕された元妻の須藤早貴さんが...

詐欺

 詐欺罪は1項と2項に分かれています。

 1項詐欺は他人の財物、2項詐欺は財産上不法の利益を客体としています。

 つまり、人から金や物を騙しとったら1項詐欺、人から権利などを騙しとったら2項詐欺が適用されるということです。

 2項詐欺は、暴力団組員がゴルフをして逮捕されるアレです。

 ゴルフ場から権利をだまし取ったという事件なのです。

 須藤容疑者が逮捕された理由は、『1170万円をだまし取った』というものなので、1項詐欺ということです。

 1項詐欺は、人を欺いて錯誤に陥らせ、財物を交付させることで成立します。

 詐欺罪は、欺罔→錯誤→財産的処分行為→財産又は財産上の利益の取得という経路を辿らなければ成立しません。

 この経路のことを、因果関係と呼びます。

 もし、この因果関係を辿らなければ、詐欺罪は成立しません。

 詐欺罪の未遂が成立する余地があるに過ぎません。

 また、犯罪ですので、当然、故意が必要です。

 被害者の方に嘘を言ってお金を騙し取ったという証明が必要です。

 須藤容疑者を逮捕したり、起訴したりするには、警察や検察は、須藤容疑者が嘘をついてお金を騙し取ったという事実を証明をしなければなりません。

 しかし、腹の中のことです。

 以前のブログでも説明しましたが、日本では証拠裁判主義という主義を採用しています。

 証拠がなければ犯人に罰を与えることはおろか、逮捕することもできません。

 ここが、常識と法律との間にギャップが生じるポイントです。

 私たちは、ここで苦しまされているのです。

 須藤容疑者が騙し取ってやろうと思っていたと言い切るには、それなりの証明が必要になります。

 故意は、私の別のブログで紹介しています。

 もし故意がなければ、詐欺未遂すら成立しない場合もあるくらい、重要なことです。

コンビニコーヒーで犯罪?
コンビニでセルフ式コーヒーマシンで飲むコーヒーが普及していますが、自分でサイズ指定してコーヒーをカップに注ぐので「これってM サイズをレジで注文してLサイズを注げるよね」と疑問に思われる方や、実際に押し間違えてしまった方もいるのではないでしょうか。いくら押し間違えでも、そのまま差額分を払わなければ、お店側からすれば損害です。そこで、これが犯罪になるのか、犯罪であれば窃盗罪か詐欺罪どちらに該当するのか、まとめました。

さいごに

 須藤容疑者は、殺人事件で逮捕されたときと同様、これから検察官に送致され、裁判官から勾留の判決を受けることになるでしょう。

 もしかしたら、その後、また何かの事件で逮捕されることになるかもしれません。

 この詐欺を証明できれば、須藤容疑者が慢性的にお金に執着していたり、困っていたことは証明できそうです。

 つまり、ホンマルのドンファン殺人事件の動機を証明する情況証拠の一つになり得るということです。

 少なくても『告発された詐欺事件』は確実にあるようなので、あと1回は再逮捕されるのではないかと私は思います。

 また、この件の動向についてはブログで説明したいと思っています。

 今回はここまで読んでいただき、ありがとうございました。


コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました