わたし勾留されますか?

刑事訴訟法ノート

はじめに

みなさんは

勾留される要件

を知っていますか。

勾留される要件を知っていれば

万が一、自分や家族、友人などが逮捕され

勾留されるかもしれないという状態

になったときに

知っているなりの対応がとれる

と思います。

結論を言ってしまえば

勾留される理由と勾留される必要性

があれば勾留される可能性が高いです。

今回は、勾留される場合のこと

について説明します。

勾留の意義

勾留とは

被疑者・被告人を拘束する裁判とその執行

をいいます。↑勾留は裁判の一種なんです。

刑事訴訟法は

原則として被告人の勾留を規定

し、これを被疑者にも準用する

という形式をとっています。

勾留の具体的要件

ここでは

こんな状況なら勾留されます

ということを書きます。

まず、方程式で説明すると

勾留の理由が存在する+勾留の必要性が存在する=勾留される

ということをイメージしてみてください。

ここまでだけでも読んだ価値があるくらいだとおもいます(笑)

  • 勾留の理由

一つ目は、勾留する理由があることです。

理由なしの勾留はあり得ません。

勾留の理由には二つのハードルがあり

二つとも超えれば勾留される可能性が高まる

と思ってください。

一つ目のハードルは

被疑者が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由があること

です。

二つ目のハードルが

住居不定罪証隠滅のおそれ逃亡のおそれのいずれか1つに該当すること

です。

ここでも方程式にすると

相当な理由+住居不定or罪証隠滅のおそれor逃亡のおそれ=勾留される可能性が高まる

ということになります。

これだけ理解してもらえれば

十分ってぐらい

だいじなことです!!

ちなみに、『相当な理由』とは

別のブログ『逮捕』で書いた

通常逮捕のときと同じ

です。

また『住居不定、証拠隠滅、逃亡のおそれ』も

別の『逮捕』ブログで書いた

逮捕の必要性

と同じです。

  • 勾留の必要性

次に関わってくるのが勾留の必要性です。

裁判官が勾留するかどうかは

事案の軽重被疑者の年齢・身体の状況等から判断した

勾留の相当性

で決められます。

つまり

軽微な事件などで

被疑者の身体引受などがしっかりしている場合などは

裁判官が「勾留までしなくていいんじゃない?」

と判断して

勾留の必要がないとされる可能性が高い

ということです。

勾留の手続き~逮捕前置主義~

次に

逮捕された後、勾留されるまでの流れ

を説明します。

【例】警察官が被疑者を『逮捕』↓

警察官は48時間以内に検察官へ『送致』↓

検察官は24時間以内に裁判官へ『勾留請求』↓

裁判官は被疑者に『勾留質問』↓

裁判官が『勾留の必要がある』と判断↓

被疑者は原則10日間『勾留』される↓

10日後、検察官は起訴するか釈放するか決める

検察官「まだ勾留したい」↓

裁判官へ勾留延長請求↓

延長は原則最大10日可能↓

勾留期限までに検察官が起訴するか釈放する↓

起訴なら引き続き勾留、釈放なら外へ。

こんな流れです!

おわりに

今回は、勾留について説明しました。

勾留される要件が分かっていれば

自分が被害にあったときに

犯人が勾留されるのかが想像できます。

自分が勾留されそうなとき

自分の家族や友人が勾留されそうなとき

ある程度の想像ができます。

みなさんの生活の役に立てれば

と思って書かせていただきました。

読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

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